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キリングフィールド、トゥールスレンなどカンボジアへ行くなら知るべき事。

 

ただ今、カンボジアのシェムリアップという町にいます。

ここは超有名なアンコールワットのあるところで、カンボジア第2の都市です。ほとんどの方が観光だとこの町にしか来ない方も多いようですが、今回は、カンボジアの首都「プノンペン」という町でのお話。

 

そこではカンボジアの負の歴史が知れる。

 

なんとなく知っている人もおおいと思いますし、僕もそのうちのひとりでした。

「ポルポトによる大虐殺」

です。

彼はクメールルージュという共産党を率いて彼の統治する4年間でなんと300万人以上大量虐殺。

当時の人口が3分の1にまでになったそうです。

 

細かい情報などはたくさん調べれば出て来ますし、僕よりも上手に書いてくれているのですが、僕自身が忘れないように書き記しておこうと思う。

 

日本の惨劇とは根本が違う出来事

 

日本でも同じように起きた惨劇を忘れないよう後世に伝えて行く事はとても大切だと思います。すぐに思い出されるのは、「広島・長崎の原爆」でしょう。

未だに、核兵器を落とされた国は日本のみで、そこから今のような日本にしてくれた人達には本当に感謝をしてもしきれないと思います。

 

あの出来事はもちろん僕は生まれていなかったけど、簡単に言ってしまえば

「戦争で敵対する国によってもたらされた事」

ですよね。

だからといってもちろん忘れていいわけでも、その事自体が良い事なんてことはないし、二度と他の国でも起きては行けない事だと思います。

 

でも、カンボジアで起きたのは同胞殺し

 

kuwamo

発見時収容所で亡くなっていた12人の棺

 

これが僕にとっては一番衝撃ですね。

ドイツのヒトラーに似たものがあると思いますが、それよりもひどく、凄惨なものだったと思います。

 

まず、都市部に住んでいる人間を全員強制的に農村に移動させた。理由は自国の食料生産を上げるため、爆撃があるから疎開させるためなどど言って無理やり移住させた。何の準備も与えずに。都市部に住んでいた人たちは着の身着のまま農村に連れて行かれた。動けない者は無理やり引きずられていった。

そして、農村に連れて行き強制的に労働させる。さらにポルポトはこんなスローガンを掲げた。

「国の発展のために知識人、医者、職人、教師、などがいたら名乗り出て欲しい。君たちの知識、技術が必要なのだ」このスローガンは海外にいたカンボジア人にも発信された。

このスローガンを信じたものたちは続々とポルポトの元に集まった。苦しい農作業から解放される、と喜び勇んで集ったのも束の間、機関銃で蜂の巣にされた。海外からカンボジアに帰ってきた留学生たちも皆殺しにされた。

 

kuwamo

慰霊棟

 

そして、冒頭のキリングフィールド、トゥルースレンというのは何も罪のない人達を虐殺するためにまず収容所(トゥルースレン)に集め、死なない程度に拷問し、国内に何百もある処刑所(キリングフィールド)で殺害した場所なんです。

 

kuwamo

慰霊塔内の遺骨

 

なので、収容所も、処刑場も何百カ所もあるようですが、今はその惨劇を伝えるために残し、訪れる事ができるようになっているのが、プノンペンにあるこの2つなんですね。

 

まず、キリングフィールドへ

 

どちらも入場料と音声ガイド(日本語あり)で6$でしたが、場所のこともありキリングフィールドへ行ってからトゥルースレンへ行くことをオススメします。

すべての音声ガイドを聞き、回るとそれだけで2時間はゆうにかかりますので時間に余裕と体調もいい時の方がいいと思います。

 

そのガイドの語りを聞いているとすごく考えさせられます。

 

これを見、感じて自分がどうするか?

 

それが大切なんじゃないかな?と思いました。

正直自分には時代も国も違う遠いところで起きた出来事でしかないかもしれません。

 

ですが、もしその時代その場所に生まれていたら?と考えるとぞっとします。

僕にできることはホントに小さなことかもしれませんが、2度と同じことが起きないようにそういう気持ちを持ち続けるということ、それを少しでも多くの人が知れるように発信をすることで少しでも力になれたら。

と思います。

 

時間があるのなら、プノンペンへも行ってみてください。

 

カンボジアにはアンコールワット以外にもこんな時代背景があり、アンコールワットもその歴史をしるとまたもっとおもしろいと思います。

 

お時間にゆとりのある方はプノンペンへ行くのもおすすめですよ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます^^

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