今現在は、チリのサンティアゴにいます。ここに来たのは、もちろん初めから来る予定だったことも含めて他にも来たい”理由”がありました。
まあそれは少しおいておいて・・・
知っている人もいるかもしれないけど、
サンティアゴの公園で強盗に合いました。
MacBook、カメラやiPhone、旅の写真を詰め込んだHDDやタブレットなど、高価なものばかりをいれたカバンでした。
内容などはこちらから(facebook投稿)
そして、さすがに3時間くらい凹んだんだけれど、一緒にいたチリ人のヴィクトリアと警察行ってポリスレポート(保険金請求に必要)
もらうために待ってるあいだになんとか気持ちを切り替えれました。
盗られた事に対して、自分の気の緩みとかとにかく自分に対する不甲斐なさで落ち込んだけど、このことがあったからって決してチリのことを嫌いになったり、チリ人を嫌いになったりそんなことは一切ありません。
もちろん犯罪はいけないことだし盗られない方がよかったに決まってる。だけど、それを誰か他人のせいにしたって何も始まらないし、むしろこの出来事から学んだり考えたりすることができた。まずは、その事に感謝しています。
今回の出来事で、昔お客さんにもらった言葉が浮かんで来た。
「人に盗られないものにお金を使いなさい」
始めなんのことかまったくわからなくて、その人に聞き返したんだけど、その人は、
「物は朽ちたり誰かに盗られたり、失うことがあるかもしれない。何か自分の経験になるようなことにお金を使えばそれは、誰にも盗られない貴重な経験や思い出として残るでしょ?」と。
そのことを身をもって感じた出来事だった。
たしかに、今いきなりいろいろなくなって不便を感じるけど、実際旅は続けられてるし気持ちも心も軽くなった感じ。(違うことで気持ちは重いけど。笑)
その後の対応も、ヴィクトリアがいてくれたおかげでポリスレポートもとりに行けたしいろいろ落ち込んでる時に一緒に騒いだりして大分気がまぎれたし!
す
その後になんとなく好きなことわざの話になり、僕は日本語で
「一期一会」
を紙に書いて意味やなんでそれが好きかなんかを話してあげて、ヴィクトリアもチリの好きなことわざを書いて僕にくれました。
「lo comido y lo bailado no te lo quita nadie」
これは、”食べたり踊ったりすることは誰にも奪われることはないですよ”そんな意味の言葉みたいです。
僕が盗難にあったからなのかどうかまではわからないけど、今の僕にぴったりな言葉で国は違えど同じような考え方が好きでした。
そして、改めていろいろ考えた時に今はこうしてたくさんの国に行きたくさんの人と出会いいろんな経験をしているんだけど、僕にとって大切なことはやっぱり身近な人の笑顔だったり、その人たちが幸せでいてくれるか?ことなんだよな〜って思います。
それは家族はもちろん、友達やお客さんも。
そんなことを考えてると無性に今すぐにでも帰って自分のお店のこととか、待っててくれている人のためにできることをしたい!とか思っちゃってます。笑
実際にこうしてこんなに長い文章ばかりのblogを読んでくれているあなたに笑顔になってほしいんです。
日本で出す美容院では、日本では経験できないようなことを”経験”してもらえる。
そんな美容院にしたいな〜!とか考え中!なにかいいアイデアとかあったら教えてください。
物より思い出!!
チャオ!
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