大切にしていること

10年勤続の美容院も1度だけ辞めたい!って言ってとどまった話。

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10年働いた美容院で1度だけ辞めたいと思った時の話

 

美容学校を卒業し、初めて美容院に就職をして10年目で辞める事になりますが、それまでの間に一度も「辞めたい」って思った事がないか?と言われたらそんなことはないです。

 

まだカットができるようになる前はただただ早くカットできるようになりたくて、がむしゃらに”やりまくってた”から今思っても思い出せないくらい、辞める辞めないとかそんな事考える間もなく突っ走ってました。

 

あれは、デビューをして3年くらい?

 

たしか25〜26歳くらいだったと思います。なかなか自分の指名のお客様が増えず、かといってそのために何かしているわけでもなくなんとなくスタイリストをやってた時がありました。

そんな気分の時っていろんな話が舞い込んでくるもんですね!笑

 

「セットサロンを新しく作るからそこの店長やらないか?今の給料の倍は保証する」

 

kuwamo

ば、ば、ばい〜〜〜〜!!!???

 

正直揺らぎました。というか

kuwamo

やります!

とまで言ってしまった。。。

 

そして、店長に「辞めます。」と話を聞いてもらったとき

店長

次どうすんの?

kuwamo

セットサロンの店長やろうと思ってます!

店長

へ〜そうなんだ〜。てっきりくわものことだから東京行って1からやり直してきます!とかかと思った。それなら止めないんだけどな〜、、、

kuwamo

。。。

店長

結局今辞めて次のとこ行っても一緒じゃない?まだまだここでやれることいっぱいあるよ?

当時の僕には「グサ!!」っときましたね、、、何もしてない自分から逃げてたんですよね。

店長

スタイリストになるまではお店に感謝するしかできないけど、なってからある程度までやって初めて恩返しができるんじゃない?やっぱり10年くらいとかさ

 

そう、美容師ってカットができるまではいろいろな技術(できるようになれば一生ものでそれだけでご飯を食べて行ける程美容師にとっては大切なもの)を教えてもらえるうえにお給料ももらいながら働く事ができます。

同じようでももっと厳しい世界っていっぱいあって、友達に陶芸家がいるんですが有名な作家さんに弟子入りをすると、技術を学べるのはもちろんですがそのほとんどが無給かそれにちかいくらいの微々たる収入しか得られません。

が、その後その得た技術によってお客様にお金をいただくことができおっきな病気やケガなどしなければ定年などもありません。

そう思うと美容師のアシスタント期間はお店にとっては投資期間でありお金だけで言えばマイナスなんですね〜。

その間をすごさせてもらって切れるようになってある程度売り上げを作って初めてお店に恩返しができる。

(ちょ〜っと時代も変わったかな?って気もしますがここで学んで得た事やそれに対する感謝の気持ち、恩返しをしたい気持ちには変わらないです。)

kuwamo

そ、そうですね・・・><

 

その話をしてもらって僕は自分で決めました。

 

kuwamo

よし!自分にできることを精一杯がんばってみよう!

 

魅力的なお誘いにも一度は了承したにもかかわらずお断りし、その方も僕のそんな対応に怒る事もなく受け入れてもらいました。

一度やると決めたのにそれを覆すのがどうしても自分でも嫌でいやで、生まれて初めて夜一睡もできませんでした。笑

 

そして、それから店長になり、トップデザイナーになり気づけば10年目になっていました。

 

今思えばあのときの決断は自分にとって間違ってなかったし、そんなアドバイスをくれる先輩がいてとても自分は恵まれてるな〜って感じます。

 

最終的には「自分で選ぶ」ことが大切で、どちらかを選んだら他の選択肢はないわけで残った道を進むしかなくなるからそこをひらすら進むことができる。

いっぱい迷ったっていいけど最後は自分と向き合って決めるしかないんですよね〜。じゃないと人のせいにしちゃいますしね。

 

ただ、そんな言葉をもらえてホント感謝しかないです。

 

今の自分っていろんな人のおかげで成り立ってるんですよね。

 

それを忘れないよういつか思い出せるようBlogに残してみました。

 

少しでも悩んでいるだれかのお役にたてれば。

 

 

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