さあ、やっとアマゾン川をイカダで下り始めれました。

 

みなさんのイメージしているアマゾン川と一緒で、とにかくクネクネ!で、始めのほうは川幅も狭く流れが意外に早い。

ここに至るまでのブログはこちらから!

アマゾン手作りイカダ川下り。出発編⑦

 

僕らだけでスタート

ということで、テコさんに見送られてついに僕たちだけでアマゾン川を下り始めた一向。

 

とりあえずそわそわしながら4隅でオールを持って漕いでみるも全然操作できてる感じがしない!

流れは早いしカーブばかりだしで、一時も気が抜けない。

「なるべく川の真ん中を行けよ」

 

みながそう教えてくれ、流れ始めた今となってはその理由もよくわかる。

 

川の両側、特にカーブの外側はカーブがきつすぎて今でもすこーしづつ川幅が広がっている。そんなところにはどこからか流れ着いた流木が溜まっていたり、すぐにでも倒れそうな木がぎりぎりのところで生えていたりする。

 

そんなところに突っ込めばイカダがぶっ壊れるまでだ。

 

流れ始めて1時間あまり。

すでにたくさんのカーブを超えてきてすこし油断もあったのか?

二手に分かれる支流のどちらに行くか?迷っていると、思った以上に早いスピードで片側に吸い込まれていく。

しかもそこには真ん中あたりに大きな流木が突き出ている!!

が、気付いた時には避けれるほどの距離ではなくなっていた。

 

「ぶつかる!!」

「みんなイカダにつかまって!!」

 

ドカッ!ギィーギィー!ざっぱーっ!

「うわー!イカダん中に水がめちゃくちゃ流れてきた!」

「荷物よけて、水だして!」

ブルーシートが仇となる・・・

 

流木にぶつかり、絡まって動けなくなったイカダを離す作業にかかるメンバー、なかに入った水を外に出すメンバー、とっさに二手に分かれて動きまわる。

が、しかしこのまま引っかかっていると最悪水の流れる力によってイカダがぶっ壊れかねない!

 

なんとか体制を整えて水がごうごうと入ってくるのは防げたもののまだイカダは引っかかったままだ。

 

中からノコギリを持ち出して流木を切ってみるも変わらず。

川に入り足で押したり、揺すってみたり。

小1時間格闘し、やっと流れた〜〜!!

 

初日にイカダがぶっ壊れて助けてもらい目標のプカルパという町まで行けなかったという人の話を聞いていたから、とりあえず乗り越えれてよかった〜!

 

まだまだ気はぬけませんが、とりあえず難関をのりきれました。

次は、イカダでの食事情でも書いていきます。

お楽しみに!