アマゾン手作りイカダ川下り。世界一の悪路編。③

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さあ、やっとこさアマゾン川下りへ向かうのに動き出したんですが、それまでに準備やらなんやらで1週間ほど経っていました。

まずは、こちらから!

  1. アマゾン手作りイカダ川下り。きっかけ編①
  2. アマゾン手作りイカダ川下り。きっかけ編②

 

やっとこさ出発。

みんなでいたペルーのリマから、実際に下るアマゾン川のあるアタラヤという町までは、バスでサティーポへ行き(12時間)そこから乗り換えてアタラヤまで5〜6時間との前情報でした。

夜の21時ごろバスに乗りサティーポへ。
順調に行くと朝9時頃着予定。

今回のアマゾン川下り早々、思い通りにいかないのが旅。といわんばかりに、朝方バスが故障。笑

1時間ちかく止まって動かなくなり、乗客たちも異変に気がついて出て来て喋ってはいるけど、よくわかっていないようだし、スペイン語がわからない僕たちにとってわかるのは、”バスが動いてない”ってことだけ。

いつになったら動きだすのか、はたして動くのか!?
不安を煽るように怒りだす人、別の車を捕まえてどこかに行く人たちを見ながらひたすら待った・・・

そこからさらに2〜3時間ほど待ってようやく動き出したのはよかったけど、サティーポへ着いたのは予定よりもだいぶ遅れて、昼過ぎになってました。

 

やっと着いたけど・・・

アタラヤへ行くバスはどれ?って感じ。

客引きのおばちゃんたち曰く、乗り合いバンみたいなのしかないみたい。

すでにお昼すぎていてその日中にアタラヤへ向かいたかった僕たちは、一番安い値段を提示してくれたおばちゃんについて行く事に。

そこには、1台のトラックタイプのランクルが!
「一人あたり30ソル(1050円)で行けるよー」
との事だったので、男どもは楽しそうだから!ということで、荷台へ。

荷台には、3〜4人が座れる木の板でできたベンチ、周りにぐるっとつかめるような手すりが腰の高さあたりにあるだけの簡単な作り。
女子は中に乗ったんだけど、中だと1人70ソル(2450円)と倍以上の値段を要求されたため全員で荷台へ。

まあみんなで同じ経験共有できていいじゃん〜!なんて軽い冗談を言えたのは乗って数時間までの事でした・・・

アタラヤに向けて出発。

(※こっから辛すぎて写真ありません!笑)

1時間ほどもらったフルーツ食べたりしながら人がいっぱいになるのを待って、ようやく出発したのは15時ごろだったかな?
気づけば荷台には僕たち以外にも乗客がいてすでに周りにぐるっと乗ってました。

小一時間ほど舗装されたクネクネ道を走ると、そこから先は未舗装のがたがたクネクネ道。
もちろんトんだりハねたり曲がったり、草が当たってきたりでまあ大変。こりゃ世界一の悪路だったな〜。

そして、雨が降ってきた時には荷台を乗っている人ごとブルシートでがばっと!覆うだけ。笑

それでも前半は絶対に日本では経験のできない冒険の始まりのようでワクワクドキドキ次はなにがおきるかな?
なんて楽しんでました。

そこから先は地獄のようで・・・

またさらに人が乗ってきて荷台はもう立っていても隣の人と肩があたるほどのぎゅうぎゅうに。

途中で、ペルー人の父ちゃんと娘(4,5歳?)、息子(3,4歳)が荷台に乗ってきた。

はじめから2人の子供は元気がなく挨拶とかもしないで無表情な感じでした。

息子は気持ち悪いのか足の踏み場もないほどのぎゅうぎゅうな荷台にうつ伏せに寝始めるし、父ちゃんは座っている娘の横ですごい場所をとって手すりを占領。
(もちろんローカルの人にとっての足を使わせてもらってはいるんだけど、ちゃんとお金払ってるからね・・・)

そのまま数時間、世界一の悪路に揺られながらおしりの痛さに耐えていると(僕は3人だけ木の板に座れる位置にいたので座っていた。けど、木なのでめっちゃケツ痛いし手すり掴んでないとおっこちるしで、立ってる人よりも楽だなんてことは一切なかったと思う。)

すると、予想していた最悪の出来事が・・・

 

(※お食事中の方注意)

もうすでに、みなさんもお分かりだとは思うが旅のほとんどをビーサンで過ごしていると些細な足元の変化にも敏感に感じられることが仇になったかのように、

“なんかヌメヌメする”

ってか、その息子、みんながぎゅうぎゅうになって乗っているまさにその荷台の足元におもっきし“吐いとる“やんけ!

まあむしろ何時間もよく吐かずにこれたな〜って感心するような姿勢でずっと乗ってたし、ある意味ここで吐いてくれたらちょっとおいしいかも!とか思ってたけどいざ吐かれて、足にかかり、掃除することもままならないまま、このまま何時間も車に乗り続けなくちゃいけない現実にぶちあたるとめちゃめちゃ心は萎えました。笑

さらにどういうことか、息子が吐いてるのを見たとうちゃんは、心配するでも、僕らに謝るでもなくただ笑っている・・・

どういうこっちゃ!?

そっちのほうが腹立たしくなっちゃってイライラしてたら、なんとその父ちゃんアマゾンメンバーの手に向かってツバ吐きかけた!!

これにはさすがに吐かれたメンバーもぶちキレて、だけど父ちゃんは何が悪いのかわかってないような素振りで謝りも、怒りもなにもしないでヘラヘラしてる。

なんかちょっと変わった家族だったな〜。

極め付けは、確か20〜21時ごろになり道が真っ暗になったとき。近くには町らしいものはなく、なんの明かりも灯ってない、ただ僕たちを乗せた車のヘッドライトが照らしているだけのところで、もちろん未舗装でアップダウン、クネクネした道に街頭なんかあるわけもなく、目印とかもないんだけど、

「ここで降りる」

そう乗客同士で窓を叩いて運転手に伝えるとなんの目印もない(少なくとも僕たちにはなにもない)ところで3人とも降りて、真っ暗な茂みの中に消えていった・・・

一体どんな家族だったんだ。。

そこからは、一緒に乗りあったアタラヤに住むソリアさんと少しばかり話しながら到着を待つことに。

さすがに前半は楽しくて気にならなかった車の揺れや椅子の硬さも5〜6時間くらい経ってくるとさすがにもう早く着いてほしい。

しっかりつかまらないとこけそうになるし、座るとケツ痛い。

ソリアさんは、
「あと1時間で着くよ!」
というけど、1時間たってまた聞くと、
「あと1時間だよ!」

っていつ着くねん!?って感じだし。笑

気づけば15時ごろにランクルの荷台に乗ってから8時間ほど経っていた・・・

めちゃくちゃ辛くてただもくもくとしがみついて待つしかない状況のなかで、唯一星空が綺麗に輝いていたのを見た時だけは心が穏やかになりました。
ほんっとの一瞬だけね!笑

そうしてソリアさんの、
「あと30分だよ!」

とかを聞きながしながら、たしか23時半ごろにやっとこさ、アタラヤの町に到着。

全員もう2度とあんな道通りたくない。っていうくらいの悪路とお別れしました。

たまたまホステルの前だったのと、安かったというのもあり、そこに拠点を構え、イカダを作ってくれる職人を探すことに。
大分ながくなっちゃったんで、

次回は、

“アマゾン手作りイカダ川下り。職人探し!inアタラヤ”

お楽しみに!

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