イカダで無事にアタラヤ村からプカルパの町まで着いた、僕たちの最後の任務はイカダを売ってペルーの首都リマへ帰ること。
ペルーではいろいろなものを売ることが簡単だよ!と言うふうに聞いていたのでイカダもプカルパで簡単に売れるんだろうなぁ。と言う軽い気持ちでいました。
イカダフリーマーケット
プカルパに着きまず僕たちは自分たちで使っていたライフジャケット、ガスボンベ、調理器具、蚊帳、自分たちのいらなくなった服などを売ることに。
イカダの外に並べ値段の札を貼るとなんとびっくり!ものすごいたくさんの人が集まってきました。
僕たちが海外から来た外国人と言うこともありますしいろいろなものを安く売っていると言う口コミで人が集まってきたのでしょうか。
おかげでイカダの周りは大バーゲンバザール中のような熱気に包まれ、
1つのものを持ち値段を言うとそれに対しいろいろな人が手をあげて私も!私も!となる始末。
汚れたTシャツは売れるのか!?
そんな中、僕もアマゾンの川下りで汚れてしまったTシャツを売ることに。
汚れてしまって日本で着るのは少し気が引けるけれどまだまだ丈夫で全然破れたりはしてません。
ただタイミングが悪く洗濯をできずに僕が着て汗をかいたままの服を売ることになってしまいました・・・
果たしてそんな服欲しい人がいるものか・・・
しかし、1人の青年が僕のその薄汚れたTシャツを100円で買ってくれる!と言うことになり見事僕のうす汚れたTシャツは売れて行きました。
数分後にたまたま彼を見かけるとなんととてもうれしそうに僕のTシャツを着、違う人から買った寝袋を片手に友達と雑談していました。
その光景を見てまだ使えるものを大切にすることや、自分たちが自分たちにとって必要のないものでもお金を払ってでも必要としてくれる人がいると言うことにとてもうれしかったです。
置いていかれた!?
肝心のイカダが全然売れねー!ってか誰に需要あるん?とか思ったけど、
土台だけ売って欲しいや、この金額で買うよ!と言ってくれたにもかかわらずその後その場に現れなかったり、気づけばプカルパ到着後、数日間が過ぎていました。
もうそろそろ売れなかったらそのまま置いて帰ろうか〜などと言い始めた時たまたま僕はその言葉の意味を間違え、もう1人のメンバーはその場におらず、
次の日、その二人で町の中のカフェにWi-Fiを使いがてら、ご飯を食べに行ったあと15時ごろにイカダへ戻ると誰もいませんでした。。。
そこには置き手紙が1つ
「先にバスターミナルに行っているね」
それを見た僕たち2人はてっきり後で戻ってくるものだと思いとりあえずイカダで待つことに。
しかしどれだけ待ってもなかなか帰ってこない。まさか置いてかれてないよね?
だけど、ひとつイカダの上で2週間も一緒に下ったメンバー。最後の最後にバラバラになるなんて、まさか置いていかれるなんて・・・考えられないし、そんなはずはない!!と、
そんなことを話しながら一夜を明かしました。
朝になり、目を覚ますとその隣には出て行ったはずのメンバーが、
いるわけはなく!
結局僕たち2人でした。笑
そんな悲壮感をよそに僕たちも帰らなきゃいけないし、イカダそのまんま残ってるし、どうしたものか・・・
話した結果、これだけ作るところからお世話になった僕らのイカダ。安くてもいいからちゃんと最後まで売ってから帰ろう!となり売ってから帰ることに。
最後には破格の1,000円位?忘れたけど(4万円くらいで作ってもらった。)で近くにいた人にイカダを売り、そのままバスで12時間ほどかけてプカルパからリマまで帰りました。
みんなちゃんといるかな?
置いていかれながら、人の良い(自分で言っとく)僕は、メンバーみんなの顔見るまで、
・何か事件に巻き込まれたのではないか
・みんな集合するはずの宿になかったらどうしよう
そんな不安をかかえてました。
宿に着いた時には、そんな僕たちの心配をよそにみんなニヤニヤしながら出迎えてくれました。笑
みんなも僕たちが無事イカダ売って帰ってくるか心配で、温かい最高なシャワーも浴びず、夜も眠れない日を過ごしたそうですよ!!笑
川下りスタートの町へ行くところから、実際にイカダを作ってもらい川を2週間かけて下り、村人の暖かさに感動しながら1ヶ月かけて終えたアマゾン手作りイカダ川下り。
その最後は4人のメンバーに村に置いてけぼりをくらう!というオモロい最後になりましたが、今思い返しても最高におもろかったし、最高なメンバーだった!また必ず日本かどっかで会おう!
たけさん!まだ南米いるんすか?笑 山一緒に登って、その辺でフレスコボールしましょう!
さとしさん!アマゾン情報あざす!すべては潮見荘のさとしさんから始まったんですよね・・・
じゅんこさん!生きてますか?笑 大富豪またやりましょ!
だいちゃん!痩せた?笑 日本太る要素しかなくて困る!笑
まきちゃん!最後二人で寂しかったね。笑 またアフリカとか行こう!
そんなこんなのアマゾン手作りイカダ川下り。ようやく終了です。
なんか全然まとめきれてないし、まだまだいろんなストーリーがあったけど、とりあえずひと段落ということで。
それではまた!
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